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SBI北尾社長がリップル社の役員就任へ

SBIホールディングスの北尾吉孝社長が、リップル社の役員に就任することが明らかになった。
26日、SBIホールディングスがプレスリリースで発表した。
リップル社の役員就任により、金融機関のブロックチェーンやデジタルアセットの活用を推進、サービスの開発に取り組むという。
北尾氏は2019年3月に実施された「大和インベストメントコンファレンス東京 2019」の公演にて、「SBIが出資する企業として『Ripple社』と『R3』には役員を派遣しているが、私(北尾氏)が役員に就任するか検討している」と発言していた。

現在、SBIのマネータップ(銀行間送金アプリ)は、リップル社の分散台帳技術「xCurrent」を使用しており、将来的には暗号資産XRPでの決済が義務になる「xRapid」の活用も視野に入れている。
また北尾氏はかねてから「リップル社とR3(分散型台帳技術開発企業)」を融合させるとの発言もし、1月に開かれた決算説明会で「一番重要視しているのは、R3とリップルを融合させて、XRPを徹底的にプラクティカルユース(実運用)できるものにしていくことだ」と述べていた。
今回、リップル社の会長であるChris Larsen氏は、リップル社が現在アジア地域での活動拡大を進めていることを明かし、北尾氏の取締役就任は「絶好のタイミング」であると語った。