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ネバダ大学…ブロックチェーン基盤の自動車をIoT企業と共同開発へ

リノのネバダ大学で、ブロックチェーン技術を使って自動運転車を開発するプロジェクトを進めていることが明らかになった。
23日、同校が公開したプレスリリースによると、このプロジェクトは「インテリジェント・モビリティー」と名付けられ、ネバダ大学が「ネバダセンター・オブ・アプライドリサーチ(NCAR)」を通じ、企業向けブロックチェーン及びモノのIoT企業「フィラメント」と提携して、自動運転車の開発を行う。
同校のプレスリリースには、安全性が高く運転手がいない車と、その周辺インフラとのつながりを向上させた自動運転車の開発を目指していくといく方針と書かれている。
NCARのディレクター、カルロス・カーディロ氏は、路上の接続車両の数が増えると、さまざまなIoTデバイスの数が増え、潜在的に脆弱性を生み出す可能性があると説明した。そのため、ブロックチェーンの実装はデータの完全性標準を拡張することを目的としていると語った。
ネバダ大学は、フィラメントのIoT向けの包括的なブロックチェーン開発キットのシミュレーションテストをまもなく公開する予定だ。
これによりブロックチェーンで裏付けされたデータの交換ができ、信頼性のあるイベント記録が可能になるとされる。
フィラメントのアリソン・クリフトジェニングスCEOは、「(フィラメント社のIoT向けの包括的なブロックチェーン開発キットである)
ブロックレットが検証したデータ送信のみを受け入れ、潜在的な悪者や中間者攻撃から保護する」と述べている。