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XRP送金アプリの開発企業、銀行ライセンス取得へ

暗号資産XRP(リップル)を活用した送金アプリ「XRPayments」を先日発表したXPRL社の開発者Wietse Wind氏が、今後、銀行ライセンスなど複数のライセンス取得に向けて動き出す方針を表明した。
20日、オランダで開かれたXRPコミュニティ向けのミートアップにて明らかにした。
XRPaymentsは実店舗で少額決済が行えるアプリとして注目を集めている。
米リップル社の投資部門「Xpring」から2月に出資を受けたXPRL社代表のWind氏によると、規制当局から認可を受けることで、「本人確認」や「マネーロンダリング対策」などを完備しながらサービスの拡大につなげていくという。
XPRL社が申請していくことを表明したライセンスは「法定通貨から暗号資産へのライセンス」「暗号資産カストディアンとしてのライセンス」「EU内の銀行ライセンス」等。
XRPLはこれらのライセンスを取得することで、規制に準拠した形でXRPの送金を提供していく予定だ。
現在XRPLが開発し、提供しているGoogleやGメールなどでの投げ銭ができるサービス「XRP TipBot」では送金できる上限額が5XRP(約180円)に留まっている。
また最大引き出し額も毎月1000XRP(約36,000円)。さらに本人確認機能が無いなど課題は多い。
XPRL社は、欧州の規制に沿った形で本人確認やマネロン対策をすることで、ライセンスを取得し企業規模の拡大を目指していく方針だ。