月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • ビットコインクジラが約750億円相当のBTCを買い増し

ビットコインクジラが約750億円相当のBTCを買い増し

ビットコインを大量に保有する通称「クジラ」が、過去2ヶ月間で暗号資産の保有量を大きく増加していることが判明した。
27日、海外サイト「bitinfocharts」の暗号資産保有量のウォレットデータから「Bitcoin.com」が分析結果を発表した。
bitinfochartsのデータによると、10,000BTC(約42億円)を超えるビットコインを保有しているクジラのウォレット数は、102アドレスで、これらのウォレットが保有しているBTC量は、市場に出回っている供給量の16.33%に該当する。
ビットコイン保有量をランキングにすると、米Bittrexの130,005BTC(約546.9億円)が1位、続いてBitfinex、Bitstamp、Huobi、Binanceと大手取引所のウォレットが続く。
大口投資家のこの2ヶ月(2018年12月18日~2019年2月27日)の買い増し推移は、

TOP5(上記大手取引所)のウォレット
12月17日・571,079BTC
2月27日・573,958BTC
→増減額+2879BTC

(TOP5を除く)10,000BTCを超えるウォレット
12月17日・2,114,141BTC
2月27日・2,292,261BTC
→増減額・+178,120BTC

10,000BTCを超えるウォレットで増加した178,120BTCは、記事執筆時点の価格で約750億円に相当する。
直近の2ヶ月でクジラが約750億円も買い増しを行なっていたのは、この2ヶ月がビットコインの「底値圏」と判断した可能性が高いと見て取れ、今後のビットコイン価格の動向の一つの指標にもなりそうだ。