中東の送金業者、リップルネットと連携でタイに国際送金

中東の国際送金企業・UAE Exchange社とUnimoni社を子会社に持つFinablr社は10日、リップル社の送金技術リップルネットを使用して、タイへリアルタイムの国際送金サービスを開始することを発表した。
同社のプレスリリースによると、今回のサービスはタイの大手銀行であるサイアム商業銀行との業務提携により実現したという。
今回の発表について、Finablr社のCEO、Promoth Manghat氏は「ブロックチェーン技術の利用はより効率的な決済、そして迅速で安全な決済を実現する上で、計り知れない可能性を開く」と述べた。
将来的には、タイ以外にも送金できる国・地域を増やす予定だ。
Finablr社は、2018年の2月に既にリップル社とパートナーシップ提携しており、先述の2社以外にもTravelex社、Xpress社 Money社、Remit2India Ditto社など複数の送金企業を抱えている。
今後、これらの企業へのブロックチェーン導入も見込まれている模様だ。