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コインベース、東京を拠点にアジア圏の機関投資家へのサービス拡大へ

アメリカ最大手の暗号資産取引所コインベースは米国時間22日、アジア地域の大口顧客に向けて、業務を拡大する方針を発表した。
同発表によれば、コインベースが昨年11月に設立した、機関投資家向けのOTC(店頭)取引について、アジアの一部投資家が利用可能になるという。
また、OTCサービスの開始にともない、アジアで承認された顧客に「コインベース・カストディ」を提供するとしている。
コインベース・カストディは、非常に安全な方法で大量の暗号通貨を保管するために最適化された、同社の資産管理サービスである。
さらに、アジアの顧客がアメリカ外の銀行口座から資金の入出金が行えるよう、SWIFT(国際銀行間通信協会)を活用した送金サービスの提供も行うとしている。
コインベースは2016年に三菱UFJ銀行と提携、2018年には東京オフィスを設立、資産運用サービス 「お金のデザイン」の最高執行責任者(COO)を務めた北沢直氏を社長に迎えている。
アジア地区機関投資家向けセールス部門を率いるKayvon Pirestani氏は、この東京オフィスを拠点として、アジアのセールス部門を統括すると述べた。