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国連が最先端技術に関する報告書を公開、暗号資産やブロックチェーン技術に言及

国際連合United Nations(国連)が2018年に発表した最先端技術に関する報告書の中で、暗号資産やブロックチェーン技術について言及していることを1月21日暗号資産専門誌CoinPostが報じた。
国連は、人工知能(AI)やロボット工学、再生可能エネルギー技術などの、最先端技術に関する報告書「Frontier Technologies for Sustainable Development(持続可能な発展に向けた最先端技術)」を公開。同報告書で暗号資産やブロックチェーン技術について、次のように言及した。
「仮想通貨はデジタル・ファイナンスにおける新たな境地を現しており、その人気も高まっている。ビットコインを筆頭とした分散化された仮想通貨のネットワークは、デジタル取引の履歴を管理することができる。価値の送付を可能にするほか、通常では様々な規制や機関としての委託が必要となる新たなビジネスモデルを引き起こしている」。
また、ブロックチェーン技術について、「我々が掲げる目標(健康的な生活の確保や快適な暮らしの促進、質の高い教育の確保、男女平等の達成、女性のエンパワーメント等)を達成する大きな可能性を秘めている」と述べ、技術活用の可能性を示唆した。
実際に国連は、子どもの人身売買と闘う手段として、ブロックチェーンを用いた子どもの本人確認方法を模索しているとレポートしている。