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国際オリンピック委員会、暗号資産でオリンピックコインの発行を検討か

北陸地域の代表紙・北國新聞によると、国際オリンピック委員会(IOC)が独自の暗号資産・オリンピックコインの発行を視野に入れていることが明らかになった。
今回、北國新聞に掲載されたコラム「スポーツを考える」によると、「IOCが暗号資産トークンに興味を寄せており、将来的にオリンピック関連事業に関わる決済を、独自の暗号資産・オリンピックコインで取引できるようにすることを検討している」と、スポーツ文化評論家の玉木正之氏が述べたという。
同コラムでは、フランスの1部リーグに所属するサッカーチーム・パリ・サンジェルマン(PSG)が、ファンをターゲットとした独自の暗号資産を発行したことを実例として挙げ、独自暗号資産の利点を説明した。
利点としては、ファンがスタジアムで流す映像や音楽を選択できる投票権や、ユニフォームの色やクラブのロゴを選択できるなどの購入特典に加え、スマートフォンを通じてグッズや試合のチケットを購入できるようになるなど、独自暗号資産の価値上昇をもたらし、チーム運営に大きな利益が期待されるという。
仮にオリンピックコインが登場すれば、開催地近隣の交通機関、宿泊施設や会場での使用を始め、オンデマンドの競技の動画配信料の支払い、健闘した選手や、応援する選手に対しての寄付など、応援するファンとの関わりやオリンピック全体の事業戦略において新たな風を吹き込むだろう。
パリで開催予定の2024年オリンピックには、暗号資産のオリンピックコインが発行されるのかもしれない。