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時代は令和へ。ブロックチェーン技術に期待されることは何か

2019年5月1日(水)、ついに時代は平成から令和へ変わった。
平成ではインターネットが急速に普及し、それが生活を支える基盤となった。
平成に続き、令和ではブロックチェーン技術がその役目を担うのだろうか。
ブロックチェーンに対するイメージとして、暗号資産とのつながりを連想する方は少なくないだろう。
だが、近年ではブロックチェーンを様々な形で応用しようとする動きが出始めている。
例として、以下のような事が挙げられる。

・送金や証券などの金融取引や資産管理
・各生産物のトレーサビリティの強化
・モノ、センサー、インターネットが組合わさったIoT技術
・医療分野における患者のカルテや個人情報の管理
・非中央管理型のゲーム、アプリケーション

また、ブロックチェーンは耐改ざん性の高さから、国の公的文書・公的機関、及び個人情報など、国家にとって重要な分野での実用が期待されている。
しかし、コストの削減・安全性・スピードなど、革新的要素はあるものの、インターネットが普及した時のように規制の有無、実証データの不足などから、システムの利用者の信頼度が未だ低いという現実もある。
ブロックチェーンを国家レベルで活用していくためには、利用者の信頼を高めることに加え、各省庁の連携が必要不可欠だろう。
いずれにせよ、ブロックチェーンの普及が進められ、令和の時代を象徴するようなテクノロジーとなることを期待したい。