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テゾス、仏eスポーツ組織「Vitality」のメインスポンサーに

ブロックチェーンプラットフォームのテゾス(XTZ)とフランスのeスポーツ組織「Vitality」がスポンサーシップ契約を交わした。7日、Vitalityが発表した。

アパレルブランドのアディダスやPCハードウェアメーカーのコルセアなど、テゾスは様々な企業とスポンサーシップを結んでいるが、今回Vitalityのメインスポンサーになった。2024年までの3年契約で、Vitalityのチームユニフォームにテゾスのロゴが表示される。

またNFTグッズ、NFTマーケットプレイス、ファンとのエンゲージメント機会などを展開。ブロックチェーンベースのアプリケーションなども開発するという。

Vitalityはリリースで、今回の提携を「eスポーツにおけるヨーロッパ最大のパートナーシップの1つ」と説明。Vitalityは、著名なeスポーツリーグである「League of Legends European Championship」に参戦し、「Counter-Strike」などを含む様々な競技ゲームのチームを持つ。

eスポーツチームやリーグが暗号資産(仮想通貨)企業と提携する事例は急増中だ。

大手暗号資産取引所FTXは、昨年6月に10年2億1000万ドル(約243億円)の契約を結び人気クラブTeam SoloMid(TSM)のスポンサーとなった。また同年8月には、Riot Gamesと7年間の契約を結び、League of Legendsのスポンサーになっている。

さらに米暗号資産取引所コインベース(Coinbase)は、トーナメント運営会社ESLとのパートナーシップに並び、Team Liquid、Evil Geniusesらと契約。2020年には、国内暗号資産取引所SBI VCトレードもeスポーツプロチーム「SBI e-Sports」とスポンサー契約を締結している。

なお、テゾスがeスポーツチームとパートナーシップを結んだのは初めてではない。昨年12月には、eスポーツチームを抱える大手ゲーム企業Ubisoftと協業し、NFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」のローンチを発表した。

ローンチされたのはベータ版で、Windows PC版の「ゴーストリコン ブレイクポイント」というゲームで利用できるという。ゲーム内NFT「Digit」は売買することも可能だ。NFTの導入には、テゾス(XTZ)のブロックチェーンを活用している。

画像:Shutterstock