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J3リーグのY.S.C.C.、クラブトークン約5,000万円分を販売 FiNANCiEで過去最高

ブロックチェーンを用いた事業を展開するフィナンシェは26日、同社が運営するクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」内にて実施したJ3リーグ所属のサッカーチーム「Y.S.C.C.」のクラブトークン において、2ヶ月間で4,947万円を売り上げたと発表した。

フィナンシェによると、このクラブトークンは今年3月22日に販売開始。その後、一気に注目が集まり、販売から2ヶ月で総額4,947万円(消費税込み)を売り上げた。

これは同社サービスのFiNANCiEにおける過去最高額になるという。

今回販売したクラブトークンの収益はクラブチーム運営費や選手強化費に充てるほか、トークンを使った体験提供の費用として利用する予定とのことだ。

併せて、フィナンシェは26日から「Y.S.C.Cスペシャルデープロジェクト」を本格始動すると発表した。

このプロジェクトは特定のホームゲームデーを定め、その日の演出や企画についてトークン保有者によるユーザー投票を行うほか、アイデアを募集して進めていくユーザー参加型のものになるという。

その一環として、7月4日に開催予定のY.S.C.C.ホームゲーム(カマタマーレ讃岐戦)において、イベント名称案の公募や投票による決定、応援グッズのデザイン案の投票などを行うという。

Y.S.C.Cによると、具体的にはスペシャルデーのイベント名や選手たちへの応援メッセージを投票で決定するようだ。

これまで海外のサッカーチームを中心にクラブトークンの発行事例が相次いでいる。

国内においても、今年1月にJ1リーグの湘南ベルマーレがFiNANCiEを通じて国内サッカーチーム初のクラブトークン販売を行い話題となった。

今回同サービスで過去最高の売り上げを記録したY.S.C.C.は、「Yokohamaから世界へ」をスローガンに掲げ神奈川県横浜市を拠点に活動するサッカーチームだ。1986年にY.S.C.C.を創設し、2014年よりJ3リーグに参戦している。

FiNANCiEでは他にもJリーグへの参入を目指すサッカーチームのクラブトークンのほか、アイドルやタレントのボイス付きコレクションカード(NFT)などの販売を行っている。

画像:Shutterstock