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日本暗号資産取引業協会、第二種会員に3社入会

一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)は1月1日、公式サイトにて第二種会員として3社が入会したことを発表した。

今回入会したのは、株式会社coinbook、株式会社ガイア、eワラント証券株式会社の3社。第二種会員の新規入会は昨年7月以来となる。

JVCEAは暗号資産交換業および暗号資産関連デリバティブ取引業の自主規制団体であり、資金決済法に基づく「認定資金決済事業者協会」と金融商品取引法に基づく「認定金融商品取引業協会」を兼ねている。

会員が行う暗号資産交換業および暗号資産関連デリバティブ取引業の適切かつ円滑な実施を確保し、その健全な発展および利用者の保護並びに投資者の保護に資することを目的として、自主規制規則の制定や会員に対する監査、モニタリング、情報提供および指導、勧告・処分等の業務を行っている。

同協会は3種類の会員資格を設けており、第二種会員は「暗号資産交換業者又は暗号資産関連デリバティブ取引業者となるための登録申請中又は登録申請を予定する事業者」を対象としている。

Web上から入会申し込み可能で、書類審査や面談など複数を経て、入会ができる。

今回入会したcoinbookは「暗号資産市場に新たな風を」というビジョンのもと、エンターテイメント×ブロックチェーンの領域で事業展開しているスタートアップ企業だ。

具体的には、イーサリアムを活用した新たな商品・サービス開発などを行なっており、昨年9月には人気アイドルグループ・SKE48のNFTトレーディングカードを発行し話題となった。

一方ガイアは、人気トレーダーをフォローするだけで簡単に同じ注文を可能とするプラットフォーム「マネコ」を提供している企業だ。

ブロックチェーン領域以外では、ゲーム開発やモバイルアプリ開発など、幅広く事業展開している。

また、eワラント証券はゴールドマン・サックス証券からeワラント事業を譲り受け、継承・発展させることを目的として設立された企業。

 eワラントは、1万円以下から気軽に始めることができる金融商品、「カバードワラント」という種類の有価証券である。少額から投資できることから注目を集めており、今後は暗号資産(仮想通貨)も投資対象として含めていくようだ。

画像:Shutterstock