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中国電信、5Gとブロックチェーンの融合に大きな可能性を語る

中国最大の電気通信事業者、中国電信のブロックチェーン事業開発責任者である梁偉氏は、5Gとブロックチェーンの融合に大きな可能性があると、証券日報とのインタビューの中で述べた。
梁偉氏によると、5Gが持つ技術特性がブロックチェーンに安定した高速通信インフラ機能を提供し、ブロックチェーンは5Gアプリケーションに信頼できる価値交換メカニズムを提供できるという。
梁偉氏は5Gとブロックチェーンの応用シナリオについて、5Gインフラのクラウドソーシング化やリソースの共有と追跡、国際ローミング、IoTデバイスの管理と認証などの例を上げ、中央機関の介入なしでシームレスな取引が実現すると語った。
しかし両技術の融合を実現するには様々な課題を解決する必要があるという。
課題の例として、スマートコントラクトの合法性やセキュリティー、スケーラビリティー、クロスチェーンの相互運用性を挙げ、現段階ではどのようなシナリオでもまだ提案の検証段階であると見解を示した。
2019年から中国聯通と中国電信は共同で5G協働経済プロジェクトを立ち上げており、ブロックチェーンを導入した共有フルプロセスソリューションを設計している。
梁偉氏は、通信業界のブロックチェーン市場が2023年までに10億ドル近くに達すると予想しており、価値のある「キラー」アプリが間もなく市場に登場すると信じていると語った。