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最新暗号資産格付け公開…テゾスが技術部門で1位に

120銘柄以上の暗号資産を格付けするWeiss Crypto Ratings (以下Weiss)が最新の暗号資産格付けを公開
その技術部門ランキングで暗号資産テゾス(XTZ)が首位を獲得した。
技術部門ではカルダノ(ADA)、コスモス(ATOM)、ファクトム(FAT)と続き、5位にイーサリアム (ETH)がランクインした。
Weissでは技術や総合評価の他に投資リスク、市場パフォーマンスなど、複数の評価項目が設けられている。
今回、技術部門で上位に上がったトップ4の暗号資産は、どれも承認システムのインセンティブにステーキングを採用している。
5位のイーサリアムも2020年末に実施を予定している「ETH2.0」へのアップデートで承認方式がPoW型からPoS型に移行される予定だ。
なお、総合評価ではビットコイン(BTC)を筆頭にイーサリアム、アイオータ(IOTA)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)の順でランク付けがされている。
そのうちビットコインとイーサリアムの2通貨のみ「技術/採用」カテゴリーがA評価となっている。
また、暗号資産投資の「リスク/リワード」のカテゴリーでは上位の通貨ですらD-の評価となっており、現状の暗号資産投資に対して厳しい評価が付けられた。
暗号資産市場全体の市場価値は3月中旬に大きく下落してから徐々に回復しているが、世界経済の動向に左右される面もあることから、上昇気流に乗るにはポジティブな要因がいくつか必要となるだろう。