ビットコイン半減期、検索数が過去最高水準に

ビットコインの半減期まで約1ヶ月となった中、「ビットコイン半減期（bitcoin halving）」に関連する検索ワードが過去最高となる水準まで上昇していることがわかった。
Google Trendsによると、4月5日〜11日にかけて検索数が急増し、過去最高となっていた2016年の半減期の時期を上回った格好だ。
また過去30日間の関心度の国別順位では、スロベニア、オランダ、セントヘレナ、チェコ、スイスの順となっており、ヨーロッパ諸国での関心が非常に高まっていることがわかる。
ビットコインの半減期は現在のペースで見ると5月12日前後に到達すると予測されている。
マイナーの報酬額が12.5BTCから6.25BTCに減少する半減期のタイミングで、ビットコインが今後どのような価格変動を見せるかという点に関して関心が集まっているようだ。
暗号資産の検索数に関しては、先月、中国大手検索サイト・百度（バイドゥ）で、「ビットコイン」のキーワード検索数が前年比で183%増加したことが判明している。
新型コロナウイルス感染症・COVID-19の感染拡大に伴い、デジタルゴールドとも称されるビットコインに対して世界中から関心が高まっているようだ。
なお、安全資産とされる金（ゴールド）は13日、40年ぶりに最高値を更新し、1グラム6,513円（税込）を記録している。