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イタリア赤十字社、暗号資産で集めた募金を医療基地に寄付

新型コロナウイルスの感染が拡大しているイタリアで同国の赤十字社が、先月12日、暗号資産での寄付を募ったところ、この1ヶ月間で約3万2千ドル相当の暗号資産が(約350万円)が集まった。
当初、目標としていた1万ドル相当は募集開始から3日で集まったという。
6日、自然災害援助を行うプラットフォーム「Helperbit」が公式サイトにて明らかにした。
Helperbitは、ブロックチェーンを活用した寄付システムを提供し、被害者と寄付者を直接つなぐプラットフォームである。
赤十字社はHelperbitと協力体制を敷き「集中治療のためのベッドが足りず、感染のピークはまだ先にある」と訴え、支援を呼びかけていた。
今回、暗号資産を通じて集めた寄付金のうち約2万2千ドル(約240万円)がローマ近郊に建設予定の先端医療基地に送られることが決まった。
寄付金の使い道として、同医療基地を覆う空気圧式のテントなどの購入に充てられる。
同寄付イベントは今後も隔週で行われるという。
集まった寄付金は医療設備の充実に充てる他、余剰分は医療スタッフのケアに使われる予定だ。
なお、オランダの赤十字社も新型コロナウィルス対策の資金として、ビットコインなど主要暗号資産の寄付を受けつけている。