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暗号資産取引所Bitfinex、新たにステーキングサービスを開始

香港を拠点とする大手暗号資産取引所Bitfinexが、新たにステーキングサービスの提供を開始することが明らかになった。
特定のPoS(Proof of Stake)型暗号資産を保有しているユーザーに対し、最大10%のステーキング報酬を提供する。
現在ステーキングサービスの対象となるPoS型暗号資産は、コスモス(ATOM)、ヴィシステム(VSYS)、イオス(EOS)の3つ。
今後、今年5月11日にテゾス(XTZ)が、また日程は未定だが、アルゴランド(ALGO)とトロン(TRX)も順次追加される予定だ。
本サービスの提供を受けるにあたってユーザーは、暗号資産を特別な方法で保管することや手数料を支払う必要はなく、対象となるPoS型暗号資産をBitfinexのウォレットに預けておくだけでよいという。
報酬の提供は隔週ペースで行われる予定だ。
今回新たにステーキングサービスが開始された理由として、BitfinexのCTOであるPaolo Ardoino氏は、「ユーザーから多くの要望があったから」とした上で、「既存の顧客だけでなく広いコミュニティーに対してもプロダクトやイノベーションを提供したい」と語っている。
日本ではステーキングサービスを展開している取引所がコインチェックだけであり、そのサービスもまだベータ版であるため馴染みがないが、ユーザーが受動的に恩恵を受けられるということで、バイナンスやOKExといった大手暗号資産取引所では続々と導入が進んでいる。