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バイナンス、韓国で暗号資産取引所開設

大手暗号資産取引所バイナンスは先月31日、韓国で暗号資産取引所サービスを開始すると発表した。
これはローカルな取引所の開設・運営に特化したBinance Cloudの最初のユースケースとして、韓国居住者を対象に「Binance KR」という名前で運営される。
Binance Cloudのプラットフォームを利用することで、バイナンスのコア技術を引き継ぐことができ、セキュリティや流動性・保管サービスなど全てを活用することが可能だという。
Binance KRでは、サービスの開始と同時に韓国ウォン(KRW)を裏付けたステーブルコイン・Binance KRW(BKRW)をサポートする。
BKRWは最近バイナンスにも上場されたが、国内で暗号資産取引所が開設されることにより、韓国ユーザーはウォンとBKRWを簡単に交換でき、暗号資産取引に利用することができる。
まずはBTC・ETH・BNB・BKRWの4通貨を取り扱うが、続いてUSDTとBUSDも取り扱う予定だという。
本発表に際し、Binance KRを運営する現地法人・Binance Co Ltd.のJiho Kang代表は、「バイナンスのクラウドサービスとBKRWを通し、世界的な暗号資産取引所を韓国市場にもたらす」と、意気込みを語っている。
Binance KRは今月2日から登録・入金受付が開始。
6日から取引が、9日からは出金が可能になる予定だ。
また、バイナンスは昨年よりウォンを裏付けとしたステーブルコイン・KRWbの開発企業であるB×B Inc.とパートナーシップを結んでいたが、B×B Inc.を正式に買収したことも併せて発表された。