月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • コインベース、JVCEA第二種会員登録…日本進出へ本格始動か

コインベース、JVCEA第二種会員登録…日本進出へ本格始動か

日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)は2日、米大手暗号資産取引所・コインベースを含む3社が新たに第二種会員として入会したと発表した。
登録されたのはコインベースの日本法人であるCoinbase株式会社、暗号資産関連サービスの始業を予定している株式会社デジタルアセットマーケッツ、フィンテック関連事業を展開する東京ハッシュ株式会社の3社。
これでJVCEAの会員数は第一種会員22社、第二種会員9社の計31社となった。
コインベースは2018年に日本進出が取り沙汰されていたが、これまで進展が見られていなかった。
しかし今回、JVCEAの第二種会員に登録されたことで、現在すでに金融庁の仮想通貨交換業者登録へ申請している、もしくは申請を行う予定であることが明らかになったことから、同取引所が日本進出へ向けて本格始動したと見ていいだろう。
同取引所は2012年に設立し、世界32ヶ国で暗号資産取引所サービスを展開する世界有数の暗号資産取引所。
2016年には三菱UFJフィナンシャル・グループから傘下の三菱UFJ銀行や三菱UFJキャピタルなどを通じて10億円強の出資を受けている。
今年1月、大手暗号資産取引所のバイナンスと国内暗号資産取引所のTAOTAOが提携に向け協議を開始したことが明らかになったが、こういった動向からも海外取引所によるマーケット領域拡大を睨んだ日本進出事例が今後も増加するものとみられる。