米大統領候補ブルームバーグ氏、暗号資産含む金融改革を提案

民主党の米大統領候補・Michael Bloomberg氏は18日、暗号資産を含む金融改革案を発表した。
この改革案は米国が将来直面する可能性のある金融危機を、どのようにして防止するかを記載。
2008年に起きたリーマン・ショックを引き合いに出しながら、企業や金融サービスの平等性とシステム強化、そして奨学金の返済問題への対策に取り組むことを訴えた。
その改革案で、暗号資産に関する規制が不十分であると指摘。
暗号資産によって発生する税金や消費者保護など、明確なフレームワークを提供するべきとし、以下のように述べた。
「暗号資産は数千億ドルの資産規模となったが、規制に関してはまだ不十分だ。ブロックチェーンやビットコイン、ICOは有望だが、詐欺や犯罪行為などが見受けられる」
Bloomberg氏はニューヨーク市長を2002年から2013年まで務め、昨年11月に米国大統領選の民主党候補選へ出馬を表明。
執筆現在、前米国副大統領のJoe Biden氏や米国上院議員のBernie Sanders氏らと予備選挙で激戦を繰り広げている。