Bakkt、アプリでゲーム通貨やポイント取引へ

インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のBakktは、13日に発表したクライアントニュースレターの中で、現在開発している「暗号資産やゲーム通貨、ポイントなどを自由に取引できるアプリ」を数週間以内に発表すると説明した。
また、このアプリのベータ版についてはすぐにでも開始すると公表しており、ユーザーからのフィードバックを募集するようだ。
Bakktは公式ツイッターでも「ポイント、暗号資産、ゲーム通貨など全てのデジタル資産を、ウォレットで管理し、どこでも使えるようにすることを目指している」と発言している。
同社は主にビットコインのデリバティブ取引に力を入れているが、ゲーム通貨やポイントなど、あらゆるデジタル資産関連の事業にも注力している。
先日、ICEが米国最大規模のロイヤリティサービスを提供するBridge 2 Solutionsの買収を計画していることが明らかになった。
Bridge 2 Solutionsはクーポンやポイント、小売店向けのロイヤリティープログラムなどを運営しており、すでに600億ドル（約6兆6,000 億円）相当のポイントを管理している。
現在 Bridge 2 Solutionsは「Loyalty Pay」と呼ばれるパイロットプログラムをテストしており、連携によってBakktアプリでの決済ができるほか、ポイントを現金や暗号資産と交換することができるようになるそうだ。