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三井住友とSBI、ブロックチェーンで協業

三井住友フィナンシャルグループ及び三井住友銀行は、ブロックチェーンを使い、法人・個人の金融分野でSBIホールディングスと連結子会社のマネータップ株式会社、SBI R3 JAPANとブロックチェーン関連で協業することを発表した。
31日、三井住友フィナンシャルグループのプレスリリースで明らかになった。
顧客基盤が厚いメガバンクと、フィンテックに強いネット証券が協業し、ブロックチェーンを利用した金融サービス基盤を共同で構築する。
三井住友銀行では、これまでブロックチェーンを活用した貿易金融に関する実証実験や共同研究など、新たな技術を活用してデジタル化の取り組みを推進してきたが、この取り組みを加速させるために今回の協業にいたった。
協業に際し、三井住友銀行はマネータップへの出資意向表明書を提出した他、三井住友フィナンシャルグループはSBI R3 Japanの一部株式の譲渡に向けた協議を開始する旨の覚書を締結したという。
今後、三井フィナンシャルグループは、SBIホールディングスとアメリカのフィンテック企業、R3の日本における合弁会社であるSBI R3 Japanと一部株式譲渡に向けた協議を開始するという。
今回の協業で、個人向けの金融サービスとして「24時間365日」いつでも即送金、即着金ができることを特徴とするマネータップに三井住友銀行というメガバンクが加わることになる。
また、企業向けの貿易金融領域では、輸出入の企業間決済を代行する「オープンアカウント取引」にブロックチェーン技術の導入を計画している。
企業間の決済を銀行が保証する信用状(LC)もブロックチェーンで管理する仕組みを目指しているという。