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CMEがビットコイン先物のオプション取引を開始

シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は13日、ビットコイン先物のオプション取引を開始した。
オプション取引とは、将来の決められた期日にあらかじめ決められた価格で対象となっている資産を買付ける、もしくは売り付ける「権利」を売買する取引だ。
CMEは昨年、2020年1月13日から取引をスタートすると発表していた。
CMEが公式サイトで発表した内容によると、取引期限は、契約月の最終金曜日のロンドン時間午後4時。
CME CFビットコイン参考基準レート(BRR)を採用するという。
CMEのビットコイン先物のオプション取引は、昨年12月に開始した「Bakkt」に続く形となった。
CMEの幹部は、オプション取引への顧客の需要が根強いことやビットコイン先物市場が堅調に成長していることを指摘し「オプションの立ち上げはトレードに柔軟性をもたらし、ビットコインの価格リスクをヘッジする手段になる」と述べた。
JPモルガン銀行が最近行った調査によると、機関投資家によるCMEビットコインオプションへの興味が非常に高いという。
ビットコインの価格の変動をヘッジする商品が増えたことで、今後、暗号資産市場に機関投資家の参入が増加するとの期待も強まっている。