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国内クレジットカード最大手JCB、ブロックチェーン導入へ

国内クレジットカード会社最大手JCBが、ブロックチェーンを活用したB2B(企業間取引)決済システム導入を計画していることが明らかになった。
ブロックチェーンとクラウドベースの決済サービス事業者で、15万社以上の顧客を抱える「Paystand」とJCBが覚書(MoU)を結び、日本国内の中小企業を対象としたデジタル決済プラットフォームを共同開発するという。
国内の中小企業を取り巻く環境としては、2019年10月からの消費税増税に伴う軽減税率導入や、2023年から導入予定のインボイス制度(適格請求書保存方式)によって、税率ごとに区分した経理処理や申告が求められ、事務処理が複雑化することが挙げられる。
今後、経理業務の負担を軽減する目的で、キャッシュレス決済需要の拡大が見込まれる中、JCBは今回のデジタル決済プラットフォーム開発に着手した。
同プラットフォームでは、B2B決済における請求書の発行や支払いプロセスがデジタル化、自動化されるという。