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フィリピンでリップルの需要が急速に高まる

フィリピンにおいてリップル(XRP)の流動性指数が過去最高の水準に達していることが分かった。
暗号資産ウォレットや決済サービスを提供しているフィリピンのアプリ「Coins.ph」のサイトによると、XRPの流動性指数はここ数日で急速に伸び、今月16日には1日で137万件を超える取引が行われた。
Coins.phでのXRPの取引が今年10月には約10万件前後だったのに対し、約2ヶ月で10倍以上に達している。
リップルは国際送金における課題解決を目指したプロジェクトであり、その競合相手は世界最大の国際送金システムSWIFTだ。
リップル社の国際送金システムODL(旧名:xRapid)を使えば、SWIFTと比べ送金時間や手数料が大幅に削減できることから、リップルの将来性に期待する声は高まっている。
ただリップルのODLは国際市場では発展段階であり、世界的にはSWIFTが圧倒的なシェアを誇っている。
また、SWIFTはリップルの送金速度に対抗すべく国際決済サービス開発プロジェクト「SWIFT GPI(Global Payments Innovation:国際決済イノベーション)」を発表し、市場の拡大に努めている。
フィリピンのように海外への出稼ぎ労働者が多い国は、国際送金の需要が多いだけに、リップルとSWIFTの競合同士の争いに注目が集まる。