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アルゼンチン大統領選を受け、ビットコイン取引高が増加

アルゼンチンでは27日に大統領選挙が実施され、野党・左派系の候補であるフェルナンデス元首相が現職のマクリ大統領を抑えて勝利した。
アルゼンチンでは経済危機が続いており、法定通貨ペソがインフレーションに苦しむなか、左派政権が復活する。
開票率97%の時点でフェルナンデス氏の得票率は48.1%と、マクリ氏の40.4%を大きく引き離す圧勝となっており、既にマクリ氏は演説で敗北を認めた。
アルゼンチン大統領選では、いずれかの候補が得票率45%以上を獲得するか、得票率40%以上で2位の候補に10%以上の差を付けない限り決選投票が行われるが、今回の大統領選ではフェルナンデス氏が1回目の投票で勝利を収めた形となった。
昨今の経済危機を背景に、フェルナンデス氏は大衆迎合的なバラマキ政策を実行すると見られており、市場からはネガティブな反応が見られている。
実際、今年8月に行われた予備選でフェルナンデス氏が首位となった結果を受け、ペソが急落するなど市場は動揺を見せていた。
今後、ペソのさらなる下落への懸念から、選挙前には多くの米ドルやビットコインの取引高が増加したと報じられている。