フランスで2020年までに25000超の店舗がビットコイン決済に対応へ

フランスでは2020年初頭までに、約30の小売業者がビットコイン支払いを受け付ける予定であることが24日、現地の暗号資産メディア「クリプトグローブ」の報道で明らかになった。
ビットコイン決済に対応する業者の中には、スニーカー大手「フットロッカー」やスポーツ大手「デカトロン」、人気化粧品店「セフォラ」などが含まれており、総店舗数は25,000を超える見込みだ。
小売店でのビットコイン支払いは、大手決済サービス事業者「グローバルPOS」とデジタル通貨ウォレット「EasyWallet」、決済プラットフォーム「Easy2Play」が連携して実現しており、将来的にはアルトコインにも対応する予定とのこと。
また、店舗は直接ビットコインを受け取る訳ではなく、決済プロセスにおいてユーロに変換された上で、代金を受け取るという仕組みだ。
なお、フランス国内で法定通貨と暗号資産の交換サービスを提供するために必要な「デジタル資産サービスプロバイダー」のライセンスは、現在当局に申請している。
フランスには暗号資産の保有者が400万人いると言われており、今年9月には同国のル・メール経済・財務大臣が暗号資産同士のトレードには課税しない方針を示していた。