月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 暗号資産取引所Huobi、ブロックチェーンスマホ製造を支援。9月11日発売へ

暗号資産取引所Huobi、ブロックチェーンスマホ製造を支援。9月11日発売へ

暗号資産取引所Huobiが、暗号資産トレーダー向けにカスタマイズされたブロックチェーンスマートフォンの製造を行うプロジェクトを支援することがわかった。
金融専門メディアのファイナンス・マグネイトが3日に報じた。
製造されたスマートフォンは「Acute Angle(アキュート アングル)」と呼ばれており、まもなく今月11日に中国で発売が開始される。
このスマートフォンは「Whole Network」というブロックチェーンプロジェクトの一環で開発され、今回、Huobiのキャピタル部門であるHuobi Capitalが本プロジェクトに出資した形だ。
同プロジェクトでは、HuobiのIEOプラットフォーム「Huobi Prime」で取り扱われているネイティブトークン「NODE」を支払いに使用することが可能だという。
NODEはアプリのダウンロードや広告の閲覧、新規ユーザーの招待などの報酬として受け取ることができるトークンだ。
Acute Angleには暗号資産ウォレットが内蔵されているほか、暗号資産取引に関するアプリ・dAppsをダウンロードするための専用アプリストアが搭載されているという。
今回の発表に際し、HuobiのCEOであるLivio Weng氏は以下のように述べた。
「ブロックチェーンスマートフォンは将来のブロックチェーン産業にとって有望な分野だ。業界が発展し、5Gのような革新的技術が導入されるにつれ、モバイル端末でトレードや取引をしたいという暗号資産コミュニティーがますます増えていくと信じている。このことから、ブロックチェーンを活用した端末の必要性は明らか。我々はユーザーのニーズを満たすための第一歩を踏み出した」
Acute Angleの販売価格は515ドル(約5万5000円)で、今後、東南アジアや欧米諸国でも発売を拡大させていくとしている。