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バイナンスが先物取引プラットフォームの開始を正式発表

大手暗号資産取引所・バイナンスのCEO CZ氏は、2日に台湾で開催された暗号資産関連の大型カンファレンス「Asia Blockchain Summit 2019」に出席し、暗号資産の先物取引プラットフォーム「Binance Futures」の立ち上げを正式に発表した。
バイナンスは今年5月に先物証拠金取引サービスのテストシステムを導入しており、この先物プラットフォームは業界から注目が集まっていた。
暗号資産の先物取引は、これまで米国のシカゴ・マーカンタイル取引所が2017年12月からビットコイン(BTC)の取引を開始し、先月には過去最高の取引件数を記録。
一方、同年12月から米国シカゴ・オプション取引所でもビットコインの先物取引を開始したが、取引数の減少を理由に先月20日に提供を終了した。
CZ氏は、「Binance Futuresを今後、数か月以内に公開する」とカンファレンス内で明かし、最初にサービスを開始する先物ペアは「BTC/USDT」で、最大レバレッジは20倍に設定するという。
今後、複数の取引ペアとより高いレバレッジを提供する予定であることも明かした。
また、過去の公式発表では日本・米国などの一部国・地域ではサービス提供を行わない方針を示している。
世界最大の取引量を誇る暗号資産取引所のプラットフォームが、機関投資家のさらなる参入を呼ぶか注目が集まりそうだ。