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暗号資産決済をカードで…米コインベースがVISAと連携

米最大手暗号資産取引所コインベースがVISAと連携し、暗号資産の決済や引き出しに利用可能なデビットカードを発行する。
サービスは当面、イギリスの在住者が対象で今後数カ月以内にEU(欧州連合)諸国にも普及させる方針だ。
米サンフランシスコに本社を置くコインベースが10日(現地時間)、VISAデビットカード「コインベース・カード」(Coinbase Card)を同社のブログで発表した。
カード利用者は、コインベースの口座に所有するビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)などの暗号資産を、カードを通じて英国内の店舗やオンラインショップで使えるようになる。
コインベース・カードは一般のデビットカードと同様に、マイクロチップとパスワードが設けられており、ATMでの現金引き出し機能を実装。
カードを利用する際、暗号資産が即時に英ポンド(GBP)などの法定通貨に換金され、それがVISAのサービスで店舗へ支払われる仕組みとなっている。
また、利用者はカードに紐付けされたアプリケーションを通じて、利用したい暗号資産のウォレットを選んだり、消費履歴を確認したりすることが可能になる。
アプリはアンドロイドとiOSの対応でリリース(https://www.coinbase.com/card)した。
先着1000人のカード申込者は、4.95ポンド(約720円)のカード発行手数料が無料となる。
カード発行元は決済代行サービスを手掛ける英ペイセーフ(PaySafe)。