ロシアのSNS最大手が独自の暗号資産を発行か

ロシア最大手のSNS「ヴコンタクティ」（VK：VKontakte）が、独自の暗号資産（トークン）を発行するかもしれないと同国のニュースサイトRNSが報じた。
VKは月間で約9700万人のアクティブユーザーを誇り、ユーザーは1日に65億個のメッセージを送信しているとされている。
VK社の内部事情に詳しい匿名の情報提供者によれば、同社は独自トークンの発行を計画中であるものの、最終的なローンチの決定は行われていないという。
トークンの配布方法や機能などの詳細についても検討中であり、現時点では、ユーザーがSNSに費やした時間やSNS上で行ったアクション（投稿への「いいね」など）に応じてトークンが付与され、トークンをユーザー間での送金や何らかの商品購入に使える機能の導入が議論されている。
また、全てのVKユーザーに向けて、トークン保管アカウントを構築・提供することも検討中だという。
なお、この件に関するRNSからの質問に、VK社は回答していない。