Apple Payを導入している英国全店舗で暗号資産「Qtum」の決済開始

イギリスの金融行為規制機構（FCA）の認可を受けたモバイル決済アプリの「Zeux」は14日（現地時間）暗号資産「Qtum」を決済手段に加えたことを発表した。
Zeuxは、すでにビットコインを採用している決済アプリだ。
同アプリは、モバイル決済、銀行業務、投資のサービスを提供しており、利用者はアカウント開設料金や送金手数料などを払わずに使うことができる。
また、Qtumは「Qtum財団」によって運営されているオープンソースのブロックチェーンプロジェクトで、スマートコントラクトを実装しており、ビットコインやイーサリアムのような暗号資産の利点を組み合わせていることが特徴である。
ZeuxはApple Payや韓国のサムスンペイと提携しており、ユーザーは同アプリに入れている暗号資産を、いったん法定通貨に換金し間接的に店舗で支払いが行えるという。
現在、Zeuxのアプリは、テスト版の段階にあるが、イギリス内でセブンイレブンやナイキ、スターバックスといった数多くの店舗で決済の導入が始まっている。

ZeuxのCEOであるFrank Zhou氏は「Qtumの保有者が、Apple Payやサムスンペイを導入している店舗でZeuxを使ってQtumで支払いが可能になった。
今後の実利用に期待している」述べている。