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テザー創設者、ステーブルコイン関連のプロジェクトへ新たに参画

時価総額第5位の暗号資産であるステーブルコインの「テザー」(USDT)の共同創設者であり、大手暗号資産取引所「Bitfinex」の元CSO(最高戦略責任者)だったフィリップ・ポッター氏が、ステーブルコイン関連のプロジェクトに新しく参画することが5日に発表された。
ポッター氏が参画するのは、ステーブルコインの清算機関を創るプロジェクト「ステーブルハウス」。
ステーブルコインの交換や取引を円滑にする中央機関としてサービスを提供する代わりに、一定の手数料を投資家に請求すると言う。
なお、ステーブルコインとは、USドルなどの法定通貨と価格が連動するようにプログラムされた暗号資産のことで、他の暗号資産とは異なりボラティリティが低いという特徴があり、最も流通量の多いUSDTの他にも、「USDCoin」や「DAI」といった多くの銘柄が発行されている。
ステーブルハウスは暗号資産関連企業の「XBTC」が立ち上げており、同社の創業者兼CEOであるフィリッポ・ベクハズ氏がプロジェクトの暫定CEOに就任する予定だ。
また、コインテレグラフの報道によれば、ステーブルハウスは英国領バミューダ諸島に本拠地を置く予定であり、バミューダの金融規制当局からデジタル資産のビジネスライセンスを取得する事を目指していると言う。