月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 英国B2C2社がFCAから暗号資産デリバティブの認可を受ける

英国B2C2社がFCAから暗号資産デリバティブの認可を受ける

英国で2005年に設立され、電子OTC取引において世界を主導している最大の暗号資産の流動性プロバイダ「B2C2」の子会社「B2C2 OTC Ltd.」が、同国の当局「金融行為規制機構(FCA)」より暗号資産の「差金決済取引 (CFD) 」に関する規制ライセンスを取得したと1月31日に発表した。
暗号資産のCFDに関して、FCAの正式な認可を取得した事業者は「B2C2 OTC Ltd.」が初めてだ。
同社のCFD取引は、適格な取引先や顧客のみが対象となる。同社からCFDとして提供される暗号資産は、以下の5種類だ。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン。
B2C2社CEO、Max Boonen氏は、今回の発表に伴い次のようにコメントしている。
「FCAの認可により、適格な取引相手やプロフェッショナルなクライアントは暗号資産に関連するリスクを回避しつつ、市場においてより良い競争価格と流動性の恩恵を、B2C2社から受けることが出来る」
ヨーロッパでは、株式取引の30%がCFDによるとされ、人気のある取引となっている。
CFDが可能になったことは、暗号資産全体の正当性と流動性向上に大いに貢献する可能性が高い。