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ウィンクルボス兄弟、ETF認可実現に向け市場の監視強化

テイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏(ウィンクルボス兄弟)は、1月7日、米国の掲示板サイトRedditで「ビットコインのETFの実現に向けて、今まで以上に真剣に取り組んでいる」と発言した。
米国の暗号資産取引所ジェミニの運営者として知られるウィンクルボス兄弟は、ビットコインの保有額が10億ドル相当といわれ、ビットコインの億万長者としても有名だ。
ウィンクルボス兄弟は、Reddit 上で「Ask Me Anything(何でも聞いて)」とセッションを開き、ユーザーからの暗号資産に関する様々な質問に回答した。
その中でも特に注目が集まるビットコインのETF認可について質問を受けたウィンクルボス兄弟は、「米国証券取引委員会(SEC)の懸念に応えるべく、今まで以上に真剣に取り組んでいる」とコメントした。
過去にビットコインETFを申請しているウィンクルボス兄弟は、「ビットコイン市場における不正行為」などの要因により、SECから申請を却下された経験がある。
ETF認可に向けた取り組みとしては、「マーケットプレースの監視強化を目指している」と回答。
具体的には以下があげられる。

・市場における行動ルール:規制に基づいた市場の促進
・市場監視:ナスダックと提携して同取引所が誇る独自の市場監視技術、SMARTを仮想通貨取引所ジェミニに導入
・市場監視チーム:独自の監視チームを結成、市場における不正行為を監視
・自主規制団の結成:業界の取引所と連携して自主規制団体の結成を支援

昨日の記事で取り上げている通り、日本の金融庁でも暗号資産ETFについて検討に入っていることが報道されており、世界各国でETF認可の実現に向けて準備を進めているようだ。