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米国ドルに対抗、イスラム諸国向けに共通仮想通貨の発行へ

11月20日のBitcoin.comの報道によると、イスラム諸国は、米国による国際的な金融支配に対抗するため、イスラム諸国で使用ができる共通の仮想通貨を発行することが明らかになった。
イスラムの圧力団体・International Business Forum (通称IBF)のErol Yaraar(以下、Yaraar)氏は、「米国ドルが『制裁手段』として用いられ、国際貿易通貨としての目的が失われてしまった。」と米国ドルを批判。
「我々は、イスラム諸国の国際取引で用いられる仮想通貨のシステムを作る予定だ。」と述べた。
この共通の仮想通貨は、主に為替市場や企業、製品の価格決定に用いられる。
なお、米国から制裁を受けたイランは、既に独自の仮想通貨の開発を終え、発行に向け最終調整をしている段階だという。

日刊仮想通貨の見解

イスラム諸国による共通仮想通貨を発行する動きは、Yaraar氏が指摘するとおり、米国による経済制裁に対抗するためだ。
イスラム諸国が経済圏を確立し、共通の通貨として仮想通貨を流通させることに成功すれば、現在基軸通貨として認められているドルやユーロ、円を通さない経済活動が可能になる。
他国との取引継続において制裁を受ける国側をサポートする最適な代替手段となりうるわけだ。
したがって、米国による経済制裁の効果が発揮しなくなる可能性を秘めているのだ。