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ハーバードやスタンフォードなど5大学が仮想通貨ファンドに出資

ハーバード大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ大学、ダートマス大学、ノースカロライナ大学など、5つの米名門校の大学基金が少なくとも一つ以上の仮想通貨ファンドに投資していることが明らかになった。
海外メディア「The Information」の報道によると、これら5つの大学はそれぞれの基金を通じて、仮想通貨ファンドや現物の仮想通貨、関連企業の株式などに投資をしている模様だ。
先週には、米イエール大学が2つの仮想通貨ファンドに投資したことが話題なったばかりであり、機関投資家が投資対象として仮想通貨に興味を示している一例として注目される。

日刊仮想通貨の見解

The InformationのジャーナリストJon Victor氏は「未だ多くの機関投資家がリスクが高いと考えている仮想通貨に対し、大手投資機関が投資を始めたことでその資産の正当性を証明するのではないか」と、米名門大学の仮想通貨市場参入に対し、その影響の大きさについて言及した。
今回、名門6大学がどの程度の資金を投資しているかは明らかにされていない。
しかし、世界最高峰の大学基金が相次いで投資をしたという事実は、これまで仮想通貨に慎重だった他の大学基金や機関投資家が追随するきっかけのひとつになり得るだろう。
ハーバード大学やイエール大学は世界最大規模の2兆円以上と言われる資金を運用しているため、これらの大学基金が本格的に仮想通貨業界に参入すれば、市場に多額の資金が流入することが期待できるのではないだろうか。