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イーサリアムのハードフォーク、今年中に実施するのは難しいという見方も

イーサリアムのネットワークの強化や処理性能を上げるためのハードフォーク「コンスタンチノープル」の試験運用の際に問題が起こり、主要なテストネット「Ropsten」が現在停止中になっていることがわかった。
コインテレグラフの報道によると、ハードフォークは13日にテストネット「Ropsten」で実施された。
しかし「合意形成に関わる問題」が発生。
開発者の1人であるAfri Schoedon氏が「2018年にコンスタンチノープルの実施はない」とした上で、イーサリアム開発者会議でも「Ropstenに大きな問題でがあればコンスタンチノープルを活動化させることは出来ないことを確認した」とコメントした。

日刊仮想通貨の見解

イーサリアムの今回のアップデートではネットワークの強化部分以外にも、イーサリアムのマイニング報酬が3ETHから2ETHへ変更されることが発表されていた。
イーサリアムのマイニング報酬が減額されると発行枚数が抑えられることから、インフレ抑制による価格の上昇も見込まれる。
開発者のAfri Schoedon氏が2018年度中のハードフォークの実現は厳しいとの見方を示したが、一方でコインデスクの報道によると、11月末にはアップデートが見込まれると述べている開発者もおり情報は錯綜中だ。
次回のイーサリアム開発者会議は10月19日となっており、新たな見通しが発表される可能性が高い。
低迷する仮想通貨市場において、好材料が期待される。