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マネックスグループ、暗号資産事業が初の黒字に

マネックスグループが7日、2020年3月期(2019年4月1日〜2020年3月31日)の連結決算を発表し、暗号資産事業において初となる黒字となったことがわかった。
決算説明資料によると、同社の連結決算は前年同期比で約2.5%増となる30億1100万円を記録。
米国株及び外国為替証拠金取引(FX)の取引が好調だったことが結果につながったようだ。
また同社は、新型コロナウイルス感染拡大により、世界的に在宅者が増加したことで取引量及びボラティリティが上昇したことが業績に影響したと分析している。
その影響は暗号資産事業にも拡大。
暗号資産事業の金融費用及び売上原価控除後営業収益は前年同期比で83.5%増となる38億1200万円となり、税引前利益は2億9300万円となった。
マネックスグループの暗号資産事業が通期で黒字となるのは今回が初となる。
なお、前年同期の金融費用及び売上原価控除後営業収益は20億7700万円で、税引前利益は17億3200万円の赤字だった。
先日、SBIホールディングス傘下の暗号資産取引所SBI VCトレードでも大幅な利益増が明らかになっている。
同取引所の2020年3月期通期累計(2019年4月1日〜2020年3月31日)における税引前利益は61億7100万円となり、前年同期のSBI VCトレードの利益は3億5800万円だったことから、1年で利益が約17倍になり大幅増となった。