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大和証券グループ傘下のFintertech、暗号資産を担保に融資を開始

大和証券グループ本社とクレディセゾンの合弁会社であるFintertechは15日、暗号資産を担保に法定通貨を融資する「デジタルアセット担保ローン」を開始した。
Fintertechは、2018年に大和証券グループの子会社として設立された次世代金融サービスを提供する企業。
2020年1月には、クレディセゾンと業務提携をして大和証券グループとクレディセゾンの2社が株主となっている。
Fintertechの暗号資産を担保にしたローンは、保有する暗号資産を売らずに、日本円を借り入れることができる。
貸付利率は実質年率4.0%〜8.0%だ。
今回のローンで担保となるのはビットコインで、保証人は不要。
最短4営業日での融資も可能としており、使途も原則自由だ。
融資額は1000万円から最大5億円。
そして契約期間は1年で、追加借入れも担保率200%以上で可能だという。
Fintertechは暗号資産担保ローンについて「法人もしくは個人事業者を対象にビットコインを担保として法定通貨を融資することで暗号資産の将来性に期待する長期保有者の方々の資金需要にお応えいたします」とプレスリリースで述べた。
またFintertechはデジタルアセット担保ローンの開始に際し「暗号資産とその実現技術であるブロックチェーンが次世代金融サービスにおいて重要な役割を果たすと考えていることから、引き続きこれらの領域に注力をするとともに、様々な資金需要にお応えする新たな金融サービス創出を目指してまいります」と抱負を語っている。