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IBM、ブロックチェーン基盤のコーヒー豆追跡アプリを開発

IBMがコーヒー豆のサプライチェーン管理をするブロックチェーン基盤のモバイルアプリを発表した。
7日、IBMが公式ツイッターにて報告した。
同アプリは「Thank My Farmer」と名付けられ、スイスの「Farmer Connect SA社」と協力。
同社が提供するトレーサビリティー(製品追跡)プラットフォーム「Farmer Connect」上で開発された。
コーヒーの産地や品質といった情報をブロックチェーンに記録して管理する。
また消費者は、アプリを使ってコーヒー豆の袋に印字されたQRコードを読み取るだけで豆の流通経路を産地まで追跡することが可能である。
コーヒー豆は生産者、輸出業者から輸送業者、さらに販売する小売店など仲介者が多く、追跡できる情報が少ないことが問題となっている。
これを解決するためにブロックチェーンに追跡情報を記録し、コーヒー豆の農場から消費者までをつなぐ。
同アプリの開発でコーヒーのサプライチェーンにおいて、透明性の向上を目指す。
今回のアプリの開発には世界の複数のコーヒー関連企業が協業しており、日本の伊藤忠商事も参画している。