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リップル社の送金ルートが拡大

リップル社はXRPを使った国際間送金システム・ODL(旧称・xRapid)に2つの国を追加する。
リップル社のグローバル運営責任者Eric van Miltenburg氏が「Swell2019」後のインタビューで明かした。
Miltenburg氏は、「オーストラリアとタイの2国がODLの対象になる」と語った。
なお、ODLの導入に対して、リップル社は慎重な姿勢で対応しているとのことも述べている。
Miltenburg氏は「国によってはデジタルアセット(資産)に対する規制が異なるため、ODLを新たな地域でローンチする前には、コンプライアンスを確保する必要がある」と説明した。
今年6月、リップル社は、米大手送金業社マネーグラム社と戦略的パートナーシップを締結することを発表した。
マネーグラム社は2000万ドルの出資を受け、リップル社はマネーグラムの株式を購入した。
マネーグラム社はすでに「米ドル」と「メキシコペソ」、「米ドル」と「フィリピンペソ」でODLを利用している。
マネーグラム社のCEO、Alex Holme氏は「今年6月にリップル社と提携を結んで以来、欧州・オーストラリア・フィリピンなどでもODLを導入している」と明かしている。
さらに年内に2つの国でODLを導入させる予定だ(国名は非公表)。
今後、随時拡大していくという。