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コインベース、口座に暗号資産を保有するだけで利息をもらえるサービス開始

米暗号資産取引所のコインベースは、USDCリワードと呼ばれるプログラムを10月2日から開始した。
コインベースでUSDCを保有している米国ユーザーに対して、年率1.25%(APY)で利息を支払うと発表した。
対象となった米国ユーザーは、コインベースで毎月利息を受け取ることができる。
また、利息は毎日発生し、保有しているUSDCが多いほど利息が増える仕組みだ。
なお、ニューヨークはUSDCリワードの対象外となっている。
コインベースの製品マネージャーのPaul Katsen氏は「我々は、顧客がコインベース上で富を増やすためのより多くの方法を構築しようとしている」と述べ、次のように付け加えた。
「我々が知っている悪い顧客体験の一つは、銀行口座からわずかな利息を得るために、コインベースから銀行口座にお金を何度も移動させることだ。我々はこれらの体験のいくつかを統合しようとしているが、それらは暗号号資産ファーストでコインベース上に作っていく」
口座に少なくとも1ドル相当の仮想通貨USDCを保有するコインベースのユーザーは、追加の費用や手数料なしで、自動的に自分の持ち分から報酬を獲得しすることができるという。
また、本日4日には米大手暗号資産カストディ企業BitGoが、新たに「ステーキング」サービスを開始した。
サービスとして開始する際のステーキング通貨ではDASHとALGOになるようだ。
BitGoの顧客はステーギンクを行うことで、7〜13%の年利を得ることが可能になるという。
ステーキングとは、PoS(プルーフオブステーク)を採用する暗号資産が、通貨の保有量や年数を”信頼度”に置き換えて取引証明を行うマイニングの総称を言う。
ユーザーが暗号資産を所有することで、取引証明の報酬をもらう仕組みや、金利を得る仕組みなどがある。
BitGoは「顧客はウォレットにある通貨をそのまま移さずにステーキングに参加することで、固定収入が得られる」と解説した。
今後より多くの通貨に対応するステーキングを提供していく予定だという。