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ベネズエラの中央銀行が暗号資産の保有を検討か

ベネズエラの中央銀行が、外貨としてビットコインとイーサリアムを加えることを検討しているようだと、26日ブルームバーグが報道した。
ベネズエラの国営石油会社PDVSA社が、中央銀行に要望を出したことがきっかけだという。
現在、PDVSA社は米国の経済制裁が原因で、国外の顧客から支払いを受ける事が困難な状況に陥っている。
そのためPDVSA社は、ビットコインとイーサリアムを受け取って、中央銀行で換金する方法を検討依頼しているそうだ。
昨年、ベネズエラ政府は国内の原油に価値を裏付けられた独自暗号資産「ペトロ」をローンチした。
さらに最近では、政府の職員がペトロの利用を奨励するために様々なプラットフォームを立ち上げているという。
だが、ペトロに関しては疑問点も多く、ビットコインの利用を待望する声も上がっていた。
ベネズエラ政府は、さらなる制裁の影響から身を守るために、ほとんどの金融機関が使用するSWIFT(送金)システムの代替として、ロシアが運営する国際決済メッセージングシステムへの切り替えの可能性も検討している。