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米暗号資産取引所クラーケン、OTC取引量が20倍まで増加

米大手暗号資産取引所クラーケンにおけるOTC取引の月間取引高が昨年1月と比べて20倍にまで増加したことがわかった。
同取引所のOTC取引部門トップであるNelson Minier氏がポッドキャストの「The Scoop」に出演し明かした。
Minier氏は取引所全体の取引量に関して詳細を公表しないとしたものの、OTCの取引量は増加傾向にあると述べた。
また、OTC取引で需要の高い通貨としてビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ・モネロ・テザーの5銘柄を挙げた。
8月に入ってから低空飛行が続くビットコインについても触れ、取引量も低調としながらも「ビットコインに対する需要が減る兆候は確認していない」とし、来年5月頃に迎えるとされる半減期に注目していると語った。
OTC取引は金額を想定に近い価格で一括取引ができ、取引板を介さず、価格変動リスクを抑えられるため、機関投資家からの需要が高まっているとされている。
日本のコインチェックでも今年4月、大口OTC取引を開始するなど、世界各地の暗号資産取引所で導入されるケースが増えている。