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米Bakktが約197億円の資金調達に成功、香港のビリオネアも投資

暗号資産の取引プラットフォームを運営するアメリカの「Bakkt」が、複数の投資家から総額1億8250万ドル(約197億円)の資金調達に成功したことを発表した。
出資者には、Boston Consulting Group(BCG)やCMT Digitalの他に、香港のビリオネアである李嘉誠氏が所有するベンチャーキャピタル「維港投資」(Horizon Ventures)が名を連ねている。
「Bakkt」は世界最大の株式市場であるニューヨーク証券取引所などを傘下に持つ「Intercontinental Exchange」(ICE)が昨年8月に設立した会社。
BCGやマイクロソフト、スターバックスなどと協力し、同社が構築するプラットフォーム上で、ビットコイン現物の本格的な先物取引をローンチする予定だ。
ビットコイン先物取引の提供開始は、内部管理態勢の拡充や規制当局との調整もあって、当初の計画よりは遅れているが、今年の第1四半期中にはローンチされると見られており、本格的なビットコイン先物市場の誕生が期待されている。