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GMOとTAOTAO、最短当日中に取引が可能に

国内暗号資産取引所GMOコインは、最短で申込みの当日に取引が開始できる「かんたん本人確認」を15日より導入したと発表した。同日、プレスリリースで公表した。

「かんたん本人確認」とは、スマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影することで、オンラインによる本人確認(eKYC:electronic Know Your Customer)が可能になるサービス。

これまでGMOコインでは、暗号資産取引を開始するまでに郵送物の受け取りによる本人確認が必要であったため、申込みから取引の開始まで最短でも1日程度を必要していた。

しかし、この「かんたん本人確認」を利用すると郵送物の受け取りが不要となり、取引の開始までの時間が大幅に短縮され、最短で申込みの当日中に取引を開始することが可能となる。

また同じく国内暗号資産取引所TAOTAOも15日、口座開設にあたり必要としている本人確認(KYC)を「スマホでかんたん本人確認」と名付け、サービス開始にかかる日数が申し込み日から翌営業日に短縮することをプレスリリースにて発表した。

TAOTAOは短縮するにあたって、三井住友フィナンシャルグループの子会社であるポラリファイが提供するオンライン本人確認サービス「Polarify eKYC」のサポートを受ける。

「eKYC」は犯罪収益移転防止法施行規則の改正に対応した、免許証等の本人確認書類と顔の自撮り写真を生体認証で照合するソフトウェアだ。

郵便物を介することなく即時に本人確認ができることから、新しい「本人確認方法」として、オンラインで口座開設手続きおよび本人確認が可能となり、最短即日で口座開設が可能となる。

eKYCについては、多くの国内大手暗号資産取引所が導入を進めている。今月6日にもDMM BitcoinがeKYCを導入したことを発表している。

画像:Shutterstock