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ビットバンクの主要株主セレス、Filecoinマイニング事業推進でIPFS infinite JAPANと資本業務提携

東証一部上場の株式会社セレスは30日、同日付でIPFS infinite JAPAN株式会社と資本業務提携したと発表した。

セレスは国内最大規模のポイントサイトである「モッピー」を運営しており、暗号資産(仮想通貨)取引所CoinTrade(コイントレード)を運営する株式会社マーキュリーの親会社でもある。

今年7月には、モッピーにおいて取得できる「モッピーポイント」を暗号資産に交換するサービスを発表。このサービスでは1モッピーポイントを1円として500ポイントから暗号資産に交換することができる。

また、セレスは同じく国内暗号資産取引所ビットバンクを持分法適用関連会社化したことでも知られる。

ビットバンクは今年9月、スマートフォンゲーム「モンスターストライク」をはじめとしたソーシャルメディアサービスを多角的に展開している東証一部上場企業の株式会社ミクシィと資本業務提携契約を締結。同社を引受先とした第三者割当増資で約70億円、加えて既存株主であるセレスから追加5億円の出資を受け、総額約75億円の資金調達を実施した。

一方、今回資本業務提携したIPFS infinite JAPANは東京都千代田区に日本最大の次世代分散型IPFS/Filecoinデータセンターを構築・管理・運営している企業だ。

暗号資産Filecoin(FIL)マイニング専用のチューニングを行った高スペックサーバーマシン上で、自社マイニングプールの国内での運用のほか、追加のマイニング機器の一般販売と委託管理も行なっている。

セレスは今回、プレスリリースで以下のようにコメントしている。

「IPFS infinite JAPANとの資本業務提携を通じて、Filecoinマイニング事業を推進し、これまで以上にマイニング(ステーキング)事業に積極的に取り組むとともに、Web3.0 時代に向けた個人向け・事業者向けの分散型データセンター事業や、今後の発展が期待されるNFT関連事業など、ブロックチェーン分野の新規事業を開拓していきます」

画像:Shutterstock