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メキシコ証券取引所、暗号資産先物の上場を検討

メキシコ証券取引所(BMV)が暗号資産(仮想通貨)先物の上場を検討中していることがわかった。同社CEO・José-Oriol Bosch(ホセ-オリオル・ボッシュ)氏が語った。

同氏は月曜日、BMVがリリースした公式インタビューの中で、この構想について検討し、BMVを規制するメキシコ金融当局と協議をしたと述べた。

ボッシュ氏は「金融当局が慎重に、そしてドットコムのようなブームを起こさないようにしたいと考えていることは理解している」と述べ、「BMVは暗号資産の先物を上場している他国の取引所に倣う可能性がある」と付け加えた。

先月30日、ボッシュ氏がフォーラムで、BMVが自社のデリバティブ取引所である、メキシコ・デリバティブ取引所(MexDer)に暗号資産先物を上場する許可を求めていると述べたと現地メディア・El Economidtaが報じている。

また、ボッシュ氏はBMVが外国証券を取引するプラットフォームである国際相場システム(SIC)に、暗号資産の上場投資信託(ETF)の承認を求めていると述べた。ボッシュ氏は当時、「我々はMexDerに暗号資産先物を上場する許可を得ようとしているが、メキシコの金融当局はこの問題に関して、他国よりも保守的である」と述べていた。

メキシコの金融当局は6月、「国内で暗号資産は違法であり、現行法で通貨とみなされておらず、暗号資産を扱う金融機関は罰則の対象になる」と発表。メキシコ中央銀行と財務省、銀行規制当局は共同声明で、「メキシコの金融機関はビットコインやイーサリアム 、XRPなどの暗号資産を使った業務を行ったり、一般に提供したりすることを許可されていない。暗号資産と金融システムの健全な距離を保つことが理由だ。国内の金融機関は暗号資産の取り扱いに関連したリスクが顧客に及ぶことを回避しなければならない」と宣言した。

暗号資産に対し敵対心さえうかがえるように見えたメキシコの金融当局だが、他国では着々と暗号資産の関連商品が証券取引所で上場を果たしている。同じ南米のブラジルでは、ブロックチェーン投資会社QRキャピタル(QP Capital)がブラジルの証券取引所(B3)で暗号資産関連商品をローンチした。南米初のビットコインETFとなる。

カナダでも複数の暗号資産に連動したバスケット型ETFが上場。ドイツの株式電子取引所Xetraでは暗号資産ポルカドット(DOT)、ソラナ(SOL)、トロン(TRX)のETN(指標連動証券)を新規上場すると発表。米国でも暗号資産ETFの認可に大きな期待が集まっている。

世界の証券市場で暗号資産に連動した商品が販売されつつある。メキシコの金融当局も世界の主流に逆らうことは難しいと判断したと言えるだろう。

画像:Shutterstock

                                   
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