2021.04.07
OKCoinJapanは7日、ビットコイン建の現物取引サービスを新たに開始することを発表した。
サービス開始日は2021年4月15日。ビットコイン建取引におけるペアはBCH/BTC、ETH/BTC、ETC/BTC、LTC/BTCの4つとなる。すでにBTC/JPYをはじめとした5つの取引ペアを提供していることから、これで計9つの取引ペアが利用できるようになる。
OKCoinJapanはビットコイン建の現物取引サービスを取り入れた理由として、「通貨ペアの数を増やしてほしい」「コイン建ての取引がしたい」といったユーザーからの要望が寄せられていたことを挙げた。
そういった背景から、ユーザーニーズの高いビットコイン建ての現物取引サービスを開始するという。
OKCoinJapanは先月30日、新たにリップル(XRP)とリスク(LSK)の取扱いを開始すると発表した。取引開始日は4月以降としており、詳細な日程や取引ペアについては改めて発表するとしている。
リップルとリスクもビットコイン建で取引できるようになれば、ユーザーにとってはさらに利便性が向上する形と言える。また、もしLSK/BTCの取引ペアが誕生すれば国内初となる。
OKCoinJapanはグローバルに暗号資産取引所運営を行うOKグループの日本法人。昨年3月に仮想通貨交換業者(現暗号資産交換業者)として登録され、同年8月からサービスを開始している。
OKグループは現在、日本や中国、米国や香港、シンガポールなど10ヶ国以上に拠点を拡大させている。
また、同グループが運営する暗号資産取引所は流動性が高いことが特徴であるほか、スプレッドの薄さや入出金・入出庫への迅速な対応などにも定評がある。
近頃、暗号資産市場の好調ぶりも相まってか、国内取引所による新規銘柄の取扱いが相次いでいる。
先日には、bitFlyerがリップル、ステラ(XLM)、モナコイン(MONA)の日本円ペアを上級者向けのトレードツール・bitFlyer Lightningに追加した。
bitFlyerにおけるビットコイン出来高の多さを考えると、新たに追加された3銘柄においても流動性が高くなることが期待できる。
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